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台湾の歴史や背景から見る「台北」

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台湾の首都「台北」、歴史と近代的なものが見事に調和した国際都市

台北は台湾の首都であり、今や国際都市として訪れる人も増えています。日本にとっては、日本統治時代に総督府が置かれていたところでもあり、台湾では最もなじみの深いところです。台北は、レストランやショッピングセンターなどが数多くあり、また寺院や博物・美術館も多く、訪れる人を飽きさせません。

台北観光の見所やポイント

台北駅

台北駅

台北は台湾国鉄の台北駅を中心に発展しています。台北駅の駅舎は赤い屋根の上に青字に「台北車站」と書かれているのが目印で、地下4階、地上2階で構成されています。線路はすべて地下にあるので電車の発着状況は外からは見えません。

またこの駅には台湾高速鉄道(台湾新幹線)及びMRTの2路線(淡水線、坂南線)も止まります。台北駅の中は中央に広いロビーがあるのが特徴で、駅内で待ち合わせする場合はこのロビーを利用すると便利です。

台北駅南部

台北:中正記念堂

台北駅の南側には台湾大学があり、学生や若者が多く若さあふれるエリアになっています。そのため安くておいしい大衆料理店がたくさんあるのが特徴です。

また台北駅南部には、清の時代に立てられた「北門」や蒋介石の記念館である「中正記念堂」そして日本統治時代の「総督府」、また、二二八事件を記念した「二二八和平公園」があります。博物館も多く、「国立台湾博物館」や「郵政博物館」「国立歴史博物館」がその代表です。

台北駅北部

台北:行天宮

台北駅の北側は、問屋が多いビジネス街で、一流のホテルもたくさんあります。また森林北路は飲み屋街としても知られています。

観光スポットとしては、台北駅のすぐ北側にあり孫文の遺品などを展示している「逸山公園」、台湾で唯一政府が管理している「孔子廟」、三国志の関羽を祀っている「行天宮」などがあります。芸術関係では現代美術のを展示している「台北市立美術館」や、民営でミニチュアアートなどを展示している「袖珍博物館」がユニークです。

台北近郊



台北の近郊にも観光スポットが点在しています。その中でも群を抜いて有名なのが「国立故宮博物館」と「TAIPEI 101」でしょう。国立故宮博物館は世界4大博物館の一つで中国の歴代の皇帝の所持品68万点を収蔵しています。TAIPEI 101は2013年に開通した信義線沿いにあります。高さ508mのこのタワーには89階に展望台が作られており、360度のパノラマが楽しめます。このほか台北近辺には、280年の歴史を持つ台北最古の寺院「龍山寺」があります。

台北の歴史や背景

沼地だった台北

台北:北門

18世紀の頃の台北は沼地で、人が住む状態ではありませんでした。そのため当時台湾にやって来たにスペイン人やオランダ人は台湾最北端の港町であった淡水を中心に街を築き、台北には目を向けませんでした。台北が発達するようになったのはその後、中国の漢人が多数渡ってきてからです。漢人は台湾の少数民族も文化的に吸収し、1884年に台北城(現在北門が残っている所)を完成させ、この辺りから台北は台湾の中心地として本格的に発展するようになりました。

日本統治時代に台北のインフラが発達

1895年に日清戦争で日本が清国に勝つと、日本は台湾を割譲し領土として獲得しました。この時から1945年まで日本の統治時代が続きました。日本人は、それまで台北の町の発展の妨害になっていた台北城内のほとんどの建物を取り払い、台北市区計画を打ち立てて台北の町を拡張していきました。その中でも、現在まで大きな影響を残したのが道路や鉄道などのインフラの開発です。この開発により、台北は1904年以降人口が急増し現在のように台湾の要の都市になっていきました。

国民政府による統治

1945年、日本が太平洋戦争で敗戦すると、それまで日本軍に対していっしょに闘っていた毛沢東率いる中国人民解放軍(現在の共産党)と蒋介石の率いる国民党との間で内戦が勃発し、勢力を弱めた国民党は台湾に逃れることになったのです。この時から台湾は「もう一つの中国」として存在するようになりました。台湾はその後資本主義を導入し高度経済成長を遂げ、国際都市として発展し今日に至っています。

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