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台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!

進化が止まらない台北中心部でひときわ話題を集める象徴的なスポットが誠品書店です。

誠品書店はいまや台湾カルチャーの中心といっても過言ではないほど重要な存在です。

今回は誠品書店のおもしろさについてご紹介しましょう。

台湾にある誠品書店ってナニ?

台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!

1989年に創業した誠品書店はいまや台湾全土に支店を持ち、台北市内には大小さまざまな誠品が15軒もあります。書店というからにはもちろん本屋さんとして始まった誠品ですが、1号店が現在の敦南店に移転してからは書店だけにとどまらず、レストランや雑貨、ファッションまでカバーした複合的な百貨店へと発展しました。

鋭い目利きによって選定された本がズラリと並ぶ店内のインテリアは大変美しく、支店によってデザインが変わるため、いくつも店舗を巡りたいほどの楽しさがあります。そしてテナントとして入っているショップのセンスの良さはピカイチです。数ある誠品のなかでも台北で人気の店舗を2軒ご紹介しましょう。

台北で24時間楽しめる「誠品敦南店」

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書店としてスタートした1号店が複合的な百貨店として移転したのが今の誠品敦南店です。そしてお客さんのリクエストによって台湾で初めて24時間営業の書店を実現した店舗でもあります。どんなに遅い深夜に行っても情報収集ができる書店というのは大変貴重な存在です。雑誌、書籍、専門書、絵本まですべてのジャンルをカバーしていますが、特にアート系書籍が大変充実しています。

さらに誠品の特色として、お客さんの座り読みも名物のようなもの。特に階段は通路としてではなく本を読むための場所と見紛うほど多くのお客さんが読書中です。何時間も座り読みしている人をみかけます。ぜひ現地の方に混じって座り読みを楽しみましょう。

台湾の最新を知る空間「誠品生活松菸店」

台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!

松山文創園区に2013年誕生した”誠品生活松菸店”は、誠品書店のなかでもライフスタイルに重点を置いた店舗です。映画館や演劇やライブが行われる劇場、アートギャラリーなどを備えている誠品書店はすでに当たり前ですが、この誠品生活松菸店は「暮らす」ことに着目しショップが集められました。

まずは建物のデザインが強烈なインパクトを放っています。全面ガラス張り、段々になっている建物はゆるい曲線を描いています。目の前で見ていても構造は一体どうなってるの?と思うような不思議なデザインです。こちらを設計したのは台湾で人気の日本人建築家「伊藤豊雄」さんです。

台北の誠品生活松菸店にはこんなお店があります

正面入り口から入ると国内外のアパレルショップが並んでいます。さらに先へ進むと台湾のデザイナーたちの商品が並ぶAXESという誠品直営のショップがあります。

台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!

2階へ上がると文具からリビング系雑貨など台湾メイドのセンス良い雑貨がディスプレイされています。そのほか台湾のお茶や食材なども販売しています。単身台湾へ渡り、阿里山コーヒーのブランドを立ち上げた伊藤篤臣さんのコーヒー店もあります。とても気さくな伊藤さんにおすすめのコーヒーを試飲させてもらいましょう。香り高くフルーティな阿里山の豆は珈琲好きの友達へのプレゼントに最適です。パイナップルケーキなど台湾のみやげ物や手作り石鹸ブランド阿原のショップもおすすめです。

台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!
※シルバーリング制作風景

さらに人だかりができているお店がいくつかあります。ガラス張りで中の様子がうかがえるショップでは、なにやらお客さん自身が作品を作っています。 ここは自分でモノ作りを体験できるというラボです。シルバーアクセサリーショップやガラス工房、オルゴール制作体験のショップなどがあります。もちろん外から制作風景を見ているだけでもおもしろいのでぜひ見学を。

台北の誠品書店で台湾のトレンドをチェック!

そして3階はいよいよ書店フロアです。CD、DVD、文房具などの雑貨が書籍のセレクトに合わせておしゃれにディスプレイされています。たとえ言葉がわからなくても写真集やデザイン誌など台湾の今に触れられる書籍がたくさんあります。3階にはタピオカミルクティの春水堂、茶芸館などのカフェがあります。ゆっくりとお茶を飲みながら台湾の旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。

台湾・台北にある世界一のパン屋「呉寶春」

さらに地下には日本のパン好きもこぞって訪れているというパン屋さん呉寶春があります。持ち帰り用のペーパーバックもとてもおしゃれですよ。

エンタメ感盛りだくさんの誠品書店、ぜひ目的地近くの支店に遊びに行ってみませんか。





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