香港で日本人が働く方法は？

香港にはメーカー、商社、金融、物流、小売りと幅広い業界の日系企業、誰もが知っている有名外資系企業、香港の大手企業などがあり、多くの日本人が現地で働いています。日本人が香港で就職するにはどのようにしたら良いのか、そのhow toを今回はご紹介します。

1. 日系企業で駐在員として派遣される
2. 香港現地の日本人向け雑誌やフリーペーパーなどの求人に応募する
3. 香港の求人サイトに登録する
4. 香港の日系人材派遣会社に登録する

日系企業で香港へ駐在員として派遣される

Todd Arthurさん(@toddarthur)がシェアした投稿 – 9月 13, 2017 at 1:46午前 PDT

日系企業の現地法人では多くのローカルスタッフが就業していますが、管理職や役員は日本からの駐在員が担当しているケースが多いです。香港で駐在員として働くためには、まず香港に拠点を持つ会社に採用され、駐在員候補となり、香港に派遣される必要があります。海外拠点をいくつも持つ会社では、派遣地を香港と限定して駐在員要員となるのは簡単ではありませんが、一度派遣されれば（会社の福利厚生によりますが）住居支給、現地の税金は会社負担等のメリットもあります。

香港現地の日本人向け雑誌やフリーペーパーなどの求人に応募する

@kanamehirokoがシェアした投稿 – 5月 20, 2017 at 11:12午後 PDT

香港では日本人向けに現地の情報を紹介した雑誌やフリーペーパーがいくつかあります。有名で手に入りやすい香港ポスト、ポケットページーウィークリー、コンシェルジュなどには求人情報も掲載されているので、興味のある求人に自分で応募することが可能です。

• 香港ポスト
• ポケットページーウィークリー
• コンシェルジュ（Facebook公式サイト）

香港の求人サイトに登録する

りょーすけさん(@ryochin327)がシェアした投稿 – 1月 27, 2016 at 11:33午後 PST

海外就職・転職に強いエージェントに登録してオファーを貰います。海外求人でも外資系・駐在員など高待遇求人は競争率が非常に高いので、条件の良い求人を探すには非公開求人で優先的にオファーを貰えばチャンスは広がります。海外就職に強い大手エージェント、非公開求人を多く扱うエージェント、現地密着型エージェントというように広範囲の求人をカバーできるよう、数社登録することをおすすめします。

香港の日系人材派遣会社に登録する

短期間で効率よく、自分の条件にあった求人を見つけたい場合に最も有効なのは人材派遣会社に登録する方法でしょう。自分で企業をリサーチする手間が省け、自分の希望にあった案件を紹介してもらえるので、その分面接準備などに時間を費やすことができます。一般的に人材派遣会社を利用した場合、求職者側に費用負担は一切ありません。採用した企業が人材派遣会社に対して、紹介手数料を払います。

香港には日本の大手や現地密着型の人材派遣会社がいくつかあります。人材派遣会社によって得意とする業種や扱っている求人が異なるので、できるだけ多く登録しましょう。登録には履歴書、職務経歴書、最終学歴の卒業証明書、語学やスキルなど資格の証明書などを持参して、語学テスト・面談を通して、自分の希望とあった求人があればいつくでも紹介して貰えます。

実際に筆者が利用して便利性が高いと感じた人材派遣会社をいくつかご紹介します。

インテリジェンス香港（TS Kelly Workforce Solutions Limited）

パソナ アジア　カンパニーリミテッド　（Pasona Asia Co., Limited）

NAC Kingsway HR Limited

RGF HR　Agent Hong Kong Limited

Career Integration Co., Ltd

駐在員以外の形態で香港で就職する時に最大のネックとなるのが、家賃の高さです。折角香港で就職できても給料の大半が家賃で消えてしまうようでは、生活が成り立ちません。求人に応募する時は本当に提示された給料で生活ができるのか、見極めることが大切です。もした福利厚生で家賃補助や住宅提供があればぜひ活用したいですね。