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台湾の阿里山鉄道、嘉義駅から独立山駅間の区間車の運行を開始

阿里山森林鉄道は2016年1月3日から嘉義駅〜独立山駅間(27.4キロ)を結ぶ区間車「中興号」の運行を始めました。

独立山はハイキングなどで行楽客が多く訪れる場所で、複数の登山道があり大自然の風景を満喫できます。

毎週日曜日に1日2往復が運行されるとあり、これまで観光客で溢れていた奮起湖駅までの阿里山線の混雑が少し緩和されそうです。

嘉義駅を出発すると、北門駅や竹崎駅などレトロな駅を通過します。竹崎駅を出るとバナナやアロエ、椰子やビンロウなど果物がたわわに実る熱帯の南国風景が広がります。木々の間を列車がかき分けて行くように進むので、ジャングルを走っているみたいで楽しいですよ。独立山までの沿線には、急勾配を登るためにらせん状に線路を敷設したループ線があり、いくつものトンネルをくぐって山を登っていきます。そして道中では山の中腹にある樟脳寮駅周辺を異なった角度から楽しむことができます。

運賃は片道120台湾元(約440円)。乗車券は当日窓口のみの取り扱いとなります。ハイキングや森林浴、登山鉄道の魅力を味わいたいなら独立山駅までの往復でも十分に楽しめます。終点まで乗ると数時間かかりますが、独立山駅までならお手軽です。

世界有数の登山鉄道に乗ってみたいという方におすすめです。


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