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台北で台南の味を「度小月」の擔仔麺を味わおう!

台南小吃といえば擔仔麺。本場で食べたいけれど台南まで行くのはちょっと遠い。それなら手軽に台北で擔仔麺を味わってはいかがでしょうか。

今回は擔仔麺の生みの親「度小月」の永康店をご紹介します。観光スポットである永康街に位置するこちらの店舗は、台北の他の支店とは異なり台南本店の味を忠実に再現しているお店として地元の人たちにも人気のある店舗です。本場の擔仔麺を食べに度小月を訪ねてみましょう。

建物入り口やスタッフの制服にもデザインされているSince1895の文字。こちらはすでに120年を超える老舗中の老舗、台南に本店を構える度小月の永康店です。

入口を入ってすぐに一皿ずつ擔仔麺を盛り付けている店員さんがいます。長年継ぎ足し続けている肉燥の鍋の端が溶けていて印象的。使い込まれた道具から作り出される伝統の味に期待が膨らみます。是非手際の良いスタッフの作業風景を覗いてみましょう。

店内はところどころ懐かしい雰囲気のするインテリアに、座席数は少なめのこじんまりとした作りです。行商から始まったお店の初心を忘れないようにとあえてコンパクトな作りにしているというこだわりの空間です。



これが元祖の味、擔仔麺

台北で台南の味を「度小月」の擔仔麺を味わおう!

それでは早速、度小月の看板メニュー擔仔麺を注文してみましょう。テーブルに運ばれてきたのは地図が描かれがブルーの図柄がかわいらしい小さなお椀です。

自慢の擔仔麺は、有機エビの頭でとったうまみたっぷりのダシが効いたスープに、もちもちとしたコシのある麺と濃いめの味付けがされた肉燥、そしてエビがちょこんと乗っています。

この一杯には幾度となく繰り返されてきた試行錯誤の上に出来上がった深い味わいが隠されています。コクのあるスープはエビの風味がして思わず飲み干したくなる味。

細麺にこのスープがよく絡み、あっという間に平らげてしまいますが、是非最初の一口はスープから味わってみましょう。すりおろしニンニクや黒酢を加えて味の変化を楽しんだり、煮卵をトッピングするのもおすすめです。

通常の麺のほかに米粉(ビーフン)と粿條(幅の広い米麺)からもお好みで選べます。パクチーが苦手な方はカスタマイズ可能なのでオーダーの際に「パクチーなし」で注文しましょう。



サイドメニューのおすすめはコレ!

台北で台南の味を「度小月」の擔仔麺を味わおう!

擔仔麺は小さなお椀なので女性でもサイドメニューが食べられるほどの量です。1~2品注文すれば立派な定食の出来上がり。

こちらは台南の定番メニューである蝦捲と台湾ソーセージ、そしてイカのつみれが一皿になった欲張りメニュー。少量ずつ盛られているのでお一人様でも注文しやすいメニューです。



台北で台南の味を「度小月」の擔仔麺を味わおう!

こちらは擔仔麺の上にトッピングされている肉燥をご飯にかけた肉燥飯です。甘辛い肉そぼろに白いご飯は最高の組み合わせ。擔仔麺とセットで注文している方がかなり多い人気のメニューです。

長時間煮込んだ濃厚な肉燥のタレがたっぷり染み込んだご飯はやみつきになりますよ。肉燥はお土産用にも販売されているのでこの味にハマってしまった方はお持ち帰りしてはいかがでしょうか。


台北で台南の味を「度小月」の擔仔麺を味わおう!

そして台湾小吃で忘れちゃいけないのが空芯菜炒め。こちらは最早台湾では欠かせないサイドメニューの定番です。

シャキシャキッとした食感の良い空芯菜にニンニクと塩気がよく合います。シンプルな味付けだけに箸が止まらなくなる美味しさです。濃いめの味付けである擔仔麺との相性もぴったりですよ。



人気店だけにお昼時にはすぐに満席になってしまいます。混雑を避けるならお昼時を外した14時以降なら比較的ゆっくりと食事ができますよ。

ランチタイムに行きたい方は、平日のみ予約ができるので事前連絡をしてから行きましょう(予約は永康店のみ可能)。



度小月 永康店

住所台北市永康街9-1号
電話番号02-3393-1325
営業時間11:30~23:00
アクセスMRT東門駅出口5から徒歩3分
地図

度小月担仔麺 永康店中華麺(その他) / 永康街)
夜総合点★★★★ 4.0



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