台湾(台北/台南/高雄)の観光旅行情報

建築好き必見!台湾のおしゃれな建物5選!

高層ビルの立ち並ぶ都市の風景に、どこか懐かしい昔ながらの伝統住宅が混在する不思議な台湾の街並み。

ほんの少し道をそれるだけで街の雰囲気が変わるため、建物を眺めながら台湾を探検するとおもしろいですよ。

今回は台湾全土の代表的なおしゃれ建築をご紹介します。

気鋭のデザイナーや日本の建築家を起用した建物は、デザイン関係者だけでなく世界中から集まるツーリストたちからも人気のスポットとなっています。

台北の最先端!ハイスペックデザイン空間・誠品生活松菸店



台北にあるカルチャー発信基地「松山文化創園区」

台北の松山文創園区にある誠品生活松菸店は、大型店の多い台北の誠品の中でも最も注目を集めるライフスタイルショップ。

波打つように段々になっている全面ガラス張りの建物は、館内へ柔らかい光が降り注ぐ設計。間近でみると迫力満点のダイナミックさとモダンなデザインでありながら、緑の多い松山文創園区に馴染む建築でもあります。

MIT商品を始め台湾を代表するクリエイティブを集めたフロアが特に人気があり、観光客だけでなく地元の人にも愛されるランドマークになっています。

誠品生活松菸店

住所台北市菸廠路88号
電話番号02-6636-5888
営業時間11:00~22:00
休業日無休
地図

夜のライトアップも素敵なエコ図書館・台北市立図書館北投分館



建築好きは必見!台湾の緑に囲まれたエコな「台北市立図書館北投分館」

北投といえば、台北市内からMRTで手軽に行くことのできる都心に近い温泉地です。温泉のついでに立ち寄りたいのが台北市立図書館北投分館です。

MRT新北投駅から歩いてすぐの温泉親水公園内に位置するこちらの図書館は周辺を緑に囲まれた立地に馴染む木造建築。斜めの屋根と横長に伸びるテラスのラインが印象的です。

魅力的なのはデザインだけでなく、屋根には太陽光発電パネルが取り付けられ、雨水をトイレの排水に利用するなどエコ建築としても評判。数々の建築賞を受賞し海外からも高い評価を得ています。

夜は管内のライトがガラスを暖かい色に染め上げてとても綺麗。昼間だけでなく夜の姿にもご注目ください。

台北市立図書館北投分館

住所台北市北投區光明路251号
電話番号02-2897-7682
営業時間火~土曜日 8:30~21:00
日・月曜日 9:00~17:00
休業日祝日、毎月第1木曜日
アクセスMRT新北投駅から徒歩7分
地図

ホワイトキューブがおしゃれな台北市立美術館



台北市の北側に位置する台北市立美術館は高而潘という台湾の建築家による設計。キューブ型の長方形が突出した外観がとてもユニークです。

どこか70年代のEXPOを彷彿とさせる近未来デザインですよね。中へ入ってみると、コンクリートとエスカレーターの直線的なラインがモダンな吹き抜けの空間が現れます。地下1階から地上3階まで広い展示室が魅力的で、国内外のアーティストや若手からベテランの台湾作家まで様々な企画展が催されています。

地下のおしゃれなイタリアンカフェ「Cosi O Cosi」は常に予約でいっぱいなほど人気があってオススメです。

台北市立美術館

住所台北市中山区中山北路三段181号
電話番号02-2595-7656
営業時間9:30~17:30
(土曜日~20:30)
休業日月曜日
アクセスMRT圓山駅1番出口から徒歩約5分
地図
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日本を代表する建築家・伊東豊雄設計の台中国家歌劇院

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完成まで6年!昨年ついにオープンを果たした台中オペラハウスこと台中国家歌劇院。

台湾にある伊東さんの作品といえば先にご紹介した誠品生活松菸店がとても有名ですよね。盃の形をした曲線を描くコンクリートとガラス建築は夜になると周辺の高層ビルとともに光り輝きます。

建物の周りは公園のような広場になっておりオープン前から地元の人の憩いの場となっていました。建物の中へ入ってみると、洞窟の中にいるような曲線の天井が広がる不思議な空間に驚きます。

クラシックコンサートを始め様々な公演が催される劇場の他にVVGがプロデュースしたVVG Play Playにはおしゃれな雑貨店やカフェがあり、こちらもまた台中の新しいランドマークとして人気沸騰中です。

台中国家歌劇院

住所台中市西屯区恵来路二段101号
電話番号04-2251-1777
営業時間10:30~22:30
土日祝 10:00~23:00
休業日無休
地図

宜蘭の美しきガラスのピラミッド・蘭陽博物館



台北市内からほど近い宜蘭にある蘭陽博物館。ガラスのピラミッドが地中に埋まっているような変わったデザインがインパクト大。台湾人建築家の姚仁喜氏が7年の時を費やして手がけた作品です。

外から見てもどうなってるの?!と思ってしまう建物ですが、館内に入ればガラスと石の組み合わされた開放的な空間が広がります。至る所に斜めのデザインが張り巡らされ目が錯覚を起こしてしまいそうな不思議な建物です。

1階から4階まで続く展示室では、宜蘭の自然や農産業、歴史が詳しく紹介されています。本物の樹木を使っていたり、見て体験して宜蘭の土地に触れられる工夫の凝らされた展示は大人から子供まで楽しめますよ。

蘭陽博物館

住所宜蘭県頭城鎮青雲路三段750号
電話番号03-977-9700
営業時間9:00~17:00
休業日水曜日
地図

食や買い物だけでなく建物に注目して台湾を旅すると、違った目線で新たな楽しみ方ができますよ。建物のある周囲の環境も観察しつつ建築散歩をしていたら、もっと地元のことが知りたくなるかもしれません。

日本の建物と比べてみたり、台湾ならではのデザイン性を発見してくださいね。

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