暑さが続く今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はこの頃エアコンに当たってばっかりなのに加え、座り仕事が続いていたために腰痛が酷さを増してきたこともありまして、湯治も兼ねて温泉に行くことにしました。
さて、台北付近で温泉と言ったら一番便利なのはMRTも通っている北投温泉ですが、たまには「ちょっと遠出したい!」、更に言うなら「美味しいものだって食べたいし、観光だってしたい!」、なんて思ったりすることもあるわけです。
温泉があって、おいしい料理も食べれて、遊べるところなんて台北の近くにあるの?と疑問に思われた方。
あるんです、台北からバス1本でいくことができる温泉地が!!
というわけで今回は、遊べて食べて温泉にも入れちゃう烏来(ウーライ)のオススメ温泉+グルメ情報と観光情報についてご紹介させていただきます。
烏来は新北市の南側に位置しています。MRTグリーンラインの終点に「新店」がありますが、この新店駅から更に南下したところというと分かりやすいでしょうか。
烏来への行き方は、「MRT新店駅からバス」「台北駅からバス」とあります。どちらのバスも849番のバス(始発は台北駅)です。
台北駅からどちらも移動時間は約2時間程度かかります。土日などに烏來へ行く方はバスが混雑してMRT新店駅からだと座れる可能性が低いので、台北駅からバスに乗っていく方がずっと座れていいかもしれません。
烏来の温泉は弱酸性炭酸泉。色は透明で、匂いもあまり有りません。北投の温泉が硫黄の匂いのある強酸性泉で長時間入ると肌が少しピリピリしてくるのに比べ、大分マイルドな印象を受けます。
ちなみに、弱酸性炭酸泉は「美肌の湯」とも言われているんですよ。
また烏来で利用できる温泉施設は以下の通りです。
烏來温泉の施設は下記のようにタイプが分かれます。
それでは、烏来でのオススメ温泉情報についてご紹介させていただきましょう。
せっかく烏来へ来たので、まずはぶらぶら烏来を歩いてみましょう。老街を抜けて攪勝大橋までやってくると、川べりに人がいるのが目に入ります。
そんなところで一体何をしているのかというと、川の中に足を浸けたり、全身浸かっていたりします。そう、この川(南勢渓といいます)の河原には、天然の温泉が湧き出しているのです。
天然温泉ですから、使用料はもちろん無料です。使用方法は簡単、川の浅瀬で水の温度がいい感じのところを探して浸かるだけ。
川のどのあたりに浸かるのが良いかというのは先人たちが築き上げてきた魚垣(石積みのようなもの)があるので、それを利用させていただきましょう。
足を浸けてみると分かるのですが、場所によってはめちゃくちゃ熱いです。
なので温泉に浸かる時にはいきなり入らず、温度を確かめながらゆっくりお湯に浸かるようにしてくださいね。
なお、周りに着替えができるようなところはありません。水着の着替えなどには工夫が必要です。
着替えが面倒なので、私はいつも足湯をするだけにしています。地熱に温められた河原の石に腰掛けて、足湯しながら川のせせらぎと木々のざわめきに耳を傾けるというのも、なかなか乙な過ごし方ですよ。
熱い時期には日傘を持って行ってパラソル代わりにすると便利です。
住所 | 新北市烏來區 |
価格 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
烏来にはいくつか大浴場を利用できる施設があります。
ただし銭湯のような形で入浴のみを提供しているというものはなく、宿泊施設等が内部の大浴場を日帰り温泉として提供しているか、もしくは温泉施設にレストランが併設されているケースが殆どです。
そうした傾向にあるからか施設がとてもきれいで掃除も行き届いており、サービス面でも充実している温泉施設が多いです。
小川源溫泉は、烏来老街の中程、南勢渓側に位置している、和風っぽい外観の温泉レストランです。
お店の外から中を覗くと、手前のレジカウンターから奥の方までが一気に見渡せるようになっています。奥の方はレストランになっていて、そこで南勢渓の川の流れを望みながら食事ができるようになっています。
小川源溫泉の大浴場はレストランの下側に位置しています。大浴場からは扉を隔ててピロティのようなエリアへ出られるようになっていて、そこから直に滔々と流れる南勢渓の水面を望むことができます。半屋外なのでピロティに出る時はタオルを巻くなどしてくださいね。
ドライヤーなどが置いてあるのもこちらのエリアです。入湯後なら服を着たまま大浴場を突っ切ってこちらのエリアへ行っても大丈夫ですよ。
大浴場の使い方ですが、まずは大浴場の手前でバスタオルの入ったかごとロッカーの鍵(錠前とセット)を受け取ります。ロッカーの鍵は錠前なので、空いているロッカーはどこでも使えます。
服を脱いで荷物をロッカーに入れたら、バスタオルの入った籠を持って大浴場のあるエリアへ入ります。台湾の温泉の入り方として、10分程度お湯に浸かったら一旦湯船の外に出て休憩し、それからまた温泉に浸かる……というのを繰り返す習慣があるためです。休憩する時にはバスタオルを巻いて、体を冷やしすぎないようにしましょう。
郷に入れば郷に従えと言いますし、ぜひこの台湾式の温泉の入り方に挑戦してみてくださいね!
ちなみに小川源溫泉は入湯だけだと300元ですが、食事とセットで500元というメニューもあります。
食事とセットメニューにする場合は先に食事の分も支払いを済ませる必要がありますので、予め店員さんにその旨を伝えてください。金額を書いた紙は食事の時に使いますので、なくさないように。
私は麻油雞をいただきました。胡麻油の香りが香ばしくて、とっても美味しかったです!
今回小川源溫泉にお邪魔した時に、こちらのオーナーさんとお話をさせて頂く機会がありました。その時に小川源溫泉のオススメポイントを伺ったのですが、温泉の源泉のみを使用している点だということでした。
高温の源泉を、水を足すどの方法ではなくとあるシステムを使って人が浸かるのにちょうどいい温度まで瞬時に調節し、お客さんに提供しているということです。なお、そのシステムは企業秘密なので見せて頂くことはできませんでした。ですよね。
代わりにというわけではありませんが、オーナーさんから良い温泉の見分け方を教えて貰いました。
なんでも、良い温泉というのは温泉の成分を多分に含んでいるため、皮膚に水分が入っていきづらく手足がふやけにくいのだそうです。なので温度調整のために水道水を使用してしまうと、その分温泉の成分が薄まって、肌がふやけてしまうのだとか。そうして温泉以外の成分が入ったものが、果たして温泉と言えるのか? という疑問から、温度調整のシステムを開発したのだそうです。
小川源溫泉は「益」ではなくて「義」によって商売をしているのだ(益と義の発音はどちらも”イー”で同じ発音)というオーナーさんの言葉がとっても印象的でした。写真をウェブ上に掲載させていただいてもいいですか? と伺ったら、何も恥ずべき所がないからどんどんどうぞ! ですって。かっこいい!
オーナーさん、どうもありがとうございました!
住所 | 新北市烏來區烏來街32號 |
電話番号 | 0226616222 |
価格 | 大浴場のみの利用 350元(含タオルレンタル代) 食事とのセット 500元 |
営業時間 | 8:00〜23:30 休業日なし |
設置されているもの | ・シャンプー ・ボディーソープ ・タオル ・ドライヤー |
Web | http://www.protospring.com.tw/home.htm |
バス停から烏来老街へ入るところに、橋が一つあります。
橋を渡ってすぐのところが坂道のようになっており、その坂道を見上げると上の方がガラス張りになった建物が目に入ります。そんなちょっと不思議な外観の建物は「名月溫泉會館」。烏来老街で日帰り入浴を提供している温泉のうちの一つです。
こちらの施設の受付は地上5階。坂道を上って建物の中に入り、そこから更にエレベーターで5階受付まで行きます。
5階のフロアに降りるとすぐ目の前はレストランになっていて、時間帯によっては大勢の人がそこで食事をしています。
一枚板でできた大きなテーブルと天井のシャンデリアがいかにも高級そうで、店内に入る人をちょっと緊張させ、またワクワクもさせてくれます。
明月溫泉會館の利用方法はちょっと特殊です。
大浴場を利用したい場合は、まずカウンターの人に温泉施設を使用したい旨を伝え、ロッカーの鍵を受け取ります。ロッカーの鍵には番号がついていて、脱衣所ではその鍵の番号と同じロッカーを探して利用する必要があります。
鍵の番号と同じロッカーを探し出して開けると、中にタオルなど入湯時に必要なもの一式が入っています。カウンターから持って行かなくて良いというのがとても便利ですね。
ロッカーですが、使用後はタオルを脱衣所内にあるタオルの返却ボックスへ入れ、鍵はそのままロッカーにつけっぱなしにしておいて欲しいということでした。
というわけで、浴槽に入る時に着用必須のシャワーキャップと水の入った水筒、休憩する時に体に巻くためのバスタオルを持って大浴場へ。
備え付けのシャンプーとボディソープで体をしっかり洗ってから、抜け毛などをお湯に落とさないようシャワーキャップをかぶっていざ入湯!
大浴場内には浴槽が2つあり、お湯の温度がやや高いものと低いものに分かれています。温めの温泉の方には寝転びながら浸かることができるジャグジーとかなり強めの打たせ湯もあったので、それらの設備で体をほぐしつつ、ゆっくり温泉を楽しむことができました。
ちなみに今回私が利用した女湯の大浴場ですが、受付カウンターのある5階から階を2つ下って3階にあります。温泉施設自体が他の建物に比べてちょっと小高い所に位置しているため、大浴場をはじめとする各温泉施設の窓から見る外の景色がどれもなかなかに綺麗です。
女湯の大浴場からだと、明月溫泉會館の横を流れる桶後渓の流れを望むことができます。大浴場内には窓ガラスのはめ込まれていない窓があり、藁状のもので覆われていて外からは直接中が見えない用になっているのですが、中にいる人は覆いの隙間から外の景色を垣間見できるようになっているのです。
熱いお湯に火照った体を外からの風で冷ましつつ外の景色を眺めることができるというのは、なかなかに開放感があっていいですよ。
またこちらの温泉で大変ありがたかったのが、脱衣所内に化粧水や乳液が置いてあって自由に使用することができたという点です。ささやかなサービスですが、やはりあるのとないのでは大分違いますよね。
脱衣所に設置されているドライヤーとともに、大変便利に使用させていただきました。
住所 | 新北巿烏來區烏來街85巷1號 |
電話番号 | 0226617678 |
価格 | 大浴場のみの利用 390元(含タオルレンタル代) |
営業時間 | 8:00~22:00 休業日なし |
設置されているもの | ・シャンプー ・ボディーソープ ・タオル ・ドライヤー |
Web | http://www.fullmoonspa.net/ |
烏来には多くの個室タイプの温泉施設があります。
ただ一つ注意しなければならないのは、烏来がある新北市の条例で「個室タイプの温泉は2人以上で入浴しなければならない」というものがあり、1人でふらりと訪れても個室温泉は利用することができないというケースが多いという点です。
というわけで、個室タイプの温泉施設を利用したいのであれば、なるべく二人以上で訪れた方が良いでしょう。
烏来情人溫泉民宿は攪勝大橋を渡った先、温泉街という道路に入って少し行ったところにあります。
中は至って台湾の一般的な家屋と同じ造りなのですが、木製の窓の格子と扉の前に建てられた柱が、日本人には馴染みがあってなんとなく入りやすいです。
暖簾をくぐって中に入ると正面にカウンターがあります。情人温泉では、このカウンターと同じ階にある温泉施設のみ、1人での入湯に対応しているとのことでした。
入湯料は1人だと250元ですが、2人で入ると1人あたり200元と、ちょっと割安になります。価格の中にはタオルの貸し出しと飲料水が含まれていますよ!また個室内にシャンプーとボディソープもありますので、手ぶらで行っても大丈夫という便利さがあります。
時間は1時間と制限がありますが、これは温泉の適正な利用時間が1時間程度であるというのに則っているためです。実際にこの時間制限内で使ってみましたが、特に不便を感じることはありませんでした。
また私が利用させていただいた個室ですが、こちらの個室内にはテレビがありました。
温泉に入りながらだらだらテレビを見ることができるというのは、なかなか味わうことができない贅沢です。こういう、温泉情緒よりも商業性を優先して温泉施設に色々な要素を詰め込む台湾人の合理的な所、大好きです(笑)
ちなみにテレビの横のブラインドを開けると、南勢渓の美しい水色を眺める事もできます。ただし時々河原に人がいるので、外側から見えないように気をつける必要はあります。
住所 | 新北市烏來區溫泉街83號 |
電話番号 | 0226616181 |
価格 | 個室 1名利用:250元 2人利用:200元/1人(含タオルレンタル代) |
設置されているもの | ・シャンプー ・ボディーソープ ・タオル ・ドライヤー |
Web | http://www.loverspa.tw/index.php |
上で挙げたような天然露天風呂を使って足湯をしていもいいですが、実は烏来には川に入らないで足湯をする方法もあるんですよ。
烏来には一つしかありませんが、足湯をすることができる温泉施設もご紹介しておきましょう!
烏来遊客中心(トラベルインフォメーションセンター)は烏来バス停から烏来老街へ行く途中、老街へ入る道のちょうど入り口あたりに位置しています。こちらの烏来遊客中心内に、烏来の(河原の天然温泉を除けば)唯一烏来で足湯ができる施設があります。
足湯があるのは烏来遊客中心の外側、建物の入り口の左手側です。足湯自体が小さいのと、烏来遊客中心の建物が老街の入り口とは反対側にあることから、ちょっと気が付きにくい仕様になっています。
こちらの足湯の温度は、42度程度とちょっと熱めです。足湯の浴槽がやや深く、浴槽の中に立とうとするとお湯の水面が膝上を過ぎるくらいそうした事情を知っている方々はみな柔らかい素材のパンツを履いてきており、腿のあたりまで裾をたくし上げてお湯に浸かっていました。
私はジーパンの裾が膝の所でつっかえる都合(笑)、ふくらはぎのあたりまでしかお湯に漬けていなかったのですが、それでもお湯に浸けて少しすると全身がぽかぽかと温まってきましたよ!
浴槽があまり大きくないので混雑してしまいがちなのが玉に瑕ですが、お客さんは少し待てば回転するので、利用したい時は気長に待ってみてくださいね!
住所 | 新北市烏來區烏來里烏來街45-1號 |
電話番号 | 0226616355 |
価格 | 無料 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
せっかく烏来へ来たのだから、美味しいものを食べたい! というわけで、烏来のグルメをちょこっとだけご紹介します。
攪勝大橋の少し手前、老街のバス停とは反対側の入り口の所に、美味しそうな香腸(シャンチャン:台湾風ソーセージ)のお店が2軒、向かいあって並んでいます。
お店の名前はそれぞれ、「月球馬告山猪肉香腸」と「雅各原住民山猪肉香腸」。どちらも香腸の店ですが扱っているものが微妙に異なるので、それぞれのお店ごとに違ったものを味わうことができます。
月球馬告山猪肉香腸で味わうことができるのは、色々な味のソーセージです。
月球馬告山猪肉香腸のソーセージの種類は、原味(オリジナル)、馬告、達那(ともに原住民が使用する香辛料)、高梁(コーリャン酒)など。馬告や達那味のソーセージは一口齧ると香辛料の香りがふわりと鼻を掠めますし、高梁のソーセージなどは本当にお酒の味がするので食べるとちょっとびっくりするぐらいです。
台湾ではソーセージにつきもののにんにくと一緒に食べてもいいですし、原味を購入して馬告(山胡椒)、達那(山檸檬)、哇沙米(ワサビ)、各努士(山肉桂)などのソースで自分で味つけして食べることもできます。
雅各原住民山猪肉香腸のメニューは大変シンプルで、ソーセージ1種類と山猪肉の串焼き2種の全部で3種類のみです。
こちらのソーセージは、大変にジューシー。焼き上がったソーセージを見ても分かるかと思いますが、つやつやとしていかにも美味しそうでしょう?実際、油が乗っていて齧ると今にも肉汁が滴りそうなくらいです。
こちらもお店の横ににんにくが置いてありますので、ぜひ一緒にどうぞ!ちょっと辛味があって本当に美味しいです。誰がこの食べ方を発明したのかは知りませんが、ほんと、この食べ方を考案した人、本当に天才だと思います。
住所 | 新北市烏來區烏來街145號 |
電話番号 | 0919979058 |
営業時間 | 月-金 9:00-18:00 土・日 10:00-22:00 |
価格 | 香腸(原味)35元/(その他)40元 |
住所 | 新北市烏來區烏來街84號 |
電話番号 | 0955167796 |
営業時間 | 10:00-20:00 |
価格 | 香腸35元 |
私が烏来で個人的に好きなのが「高家冰溫泉蛋」で購入することのできる温泉皮蛋と、松花蛋(アヒルの卵の皮蛋)の揚げ物です。
温泉皮蛋はこんな見た目をしています。
卵の周りが米ぬかに囲まれているので、食べる時は予め米ぬかの部分を取って、卵を一度洗ってから殻を割ります。黒いゼリー状の卵は少し塩気があって、一口齧ると中の黄身の部分がとろっとこぼれてきてとっても美味しい……のですが食べるのに夢中でうっかり写真を撮るのを忘れました。
またこちらは、アヒルの卵を使って作った皮蛋の揚げ物です。
松花蛋という皮蛋の1種を揚げ物にし、それにパクチーや鰹節などをどっさり掛けて食べるのですが、衣のサクサクと中の卵のプルプルした感じがマッチしてて美味しいですよ!
私は今回は皮蛋関連の食べ物だけ注文しましたが、高家冰溫泉蛋では白身が硬めで中が半熟の温泉卵も売っていますよ!烏来名産の温泉卵と温泉皮蛋、ぜひ召し上がってみてください。
住所 | 新北市烏來區烏來街135號 |
営業時間 | 8:00〜20:00 |
価格 | 温泉皮蛋 10元 炸皮蛋 60元 |
この他、原住民料理を味わうことができるお店などもたくさんありますので、ぜひ、挑戦してみてくださいね。
台湾人は舌が肥えている人が多いので、お客さんがたくさん入っているお店に入れば間違いなく美味しいものが食べられますよ!
烏来から少し足を伸ばすと、烏来瀑布という大きな瀧とその隣に商店街のようにお店が並んでいるようなところがあります。
烏来老街から歩いて行くこともできますが、徒歩以外にもう一つ、そのエリアへ簡単に行くことができる方法があります。それが「烏来台車(トロッコ)」に乗るという方法です。
トロッコ乗り場は、烏来老街から攪勝大橋を渡り、更にその先にある階段を上って行った所にあります。
階段を登るとトロッコのプラットフォームがあり、そこでチケットを購入することができます。
チケットを購入したら係の人に案内してもらって、トロッコに乗り込みましょう。見かけの可愛らしさから子供向けのゆっくりした乗り物かと思いきや、結構スピードの出る乗り物でした。荷物を落とさないよう気を付けてくださいね。
5.6分も乗ると烏来瀑布と商店街のあるエリアに到着します。トロッコを降りて商店街の方に歩いていくと、やがて巨大な滝が見えてきます。
巨大な滝を背景に写真を撮るもよし、商店街をそぞろ歩くもよし。私は滝の正面にある喫茶店で馬告入のコーヒーを飲んで一服しました。
烏来の個人的なおすすめ情報をいろいろご紹介させていただきました。
温泉の入湯料は北投・紗帽山に比べてやや高い印象を受けますが、その分便利で、かつ周辺に遊べるところが多い温泉地といったイメージです。時間をかけて、のんびり遊ぶような形で旅程を組むといいのではないかと思います。
ちなみに、烏来瀑布のあるエリアからはロープウェイに乗ることができるのですが、このロープウェイはなんと烏来瀑布の上方を通る形で雲仙樂園(公園のような施設)へと繋がっています。足下に流れ落ちる滝を眺めるというのは、なかなかに得難い体験ですよ! 時間が許すようでしたら、ぜひこちらまで足を伸ばしてみてくださいね!