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高跟鞋教堂(ハイヒール教会)ー嘉義ー

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嘉義の布袋港エリアにある高跟鞋教堂(ハイヒール教会)は2016年に建てられた青いガラス張りの巨大ハイヒールのオブジェです。

世界中探してもどこにもないようなこのオブジェは、その大きさと珍しさとからギネスブックにも登録されているのです。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)観光のポイント

ギネスブックに登録された高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

嘉義の故宮博物院南部院区から海に向かって10kmほど行くと突如現れる青く巨大なハイヒール。

全面ガラス張りのこのハイヒールのオブジェが今話題の高跟鞋教堂です。

高跟鞋教堂は高さ約17m、幅約11m。その大きさとハイヒールという珍しさゆえに、2016年「世界最大のハイヒール型建築物」として、ギネスブックに登録されました。

一般に公開されるようになったのも同じく2016年で、それ以来、その姿を一目見ようと、また写真に収めようと多くの観光客がやってきます。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)の周りには他のオブジェなど開発

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

高跟鞋教堂の周りのエリアは公園として整備されており、大きな「LOVE」の文字をオブジェにしたもののほか、ティカップや気球、電話ボックスなどのオブジェが置かれています。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

高跟鞋教堂は結婚式の写真撮影場として人気がありますが、それだけでなく家族や友人と訪れて、楽しい写真を撮るにも格好な場所なのです。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)の夜も美しい

バスの時間などあり、時間的に難しいかもしれませんが、高跟鞋教堂のもう一つの見所は夜のイルミネーションです。普段は青いハイヒールですが、夜になると音楽が流れ、それに合わせてハイヒールの色がピンクや紫や白に変わり、見る者の目を楽しませてくれます。

また、「バロックコンサート」などのイベントも開かれ、2016年にオープンしたばかりですが、すでに50,000人以上の観光客が訪れています。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)の歴史や背景

青のハイヒールのオブジェができた理由

華やかに見える高跟鞋教堂ですが、このオブジェが作られたいきさつには悲しい物語があります。

話は戦後間もない1960年代に戻るのですが、その頃嘉義の街ではヒ素中毒による鳥足病(ブラックフット)が流行していました。この病気に罹ると足だけでなく、ひどいときには手まで黒く腐り壊疽となり脱落します。

そうした患者の中に24歳になる女性がいたのですが、結婚前にこの病気に罹り、両足を切断しなければいけなくなったため、最終的には結婚もあきらめなければいけなかったそうです。そうした悲しいことが2度と起こらないようにという祈りを込めて作ったのがこの青いハイヒールのオブジェだったのです。

教会ではない高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)

高跟鞋教堂の「教堂」とは教会の意味ですが、実際には高跟鞋教堂は教会ではありません。

ハイヒールの中には空間があるだけで、普通の教会にあるようなものは置いていません。ではなぜ教会と呼ぶのでしょうか。

それは、台湾では教会は祈りの場というよりは結婚式場として使われる場合が多く、高跟鞋教堂を作る際にも結婚式場や結婚式の記念撮影場の場として使えるように教会という名前を付けたのです。

それはもちろん、高跟鞋教堂建設のきっかけにもなった鳥足病にかかった24歳の女性の話に基づき、今の若い人には幸せな結婚をしてほしいという願いのもとに付けられたものです。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)のある布袋港周辺の開発

高跟鞋教堂は嘉義で最大の規模を持つ布袋港エリアにあります。

この港は布袋のような形状をしているためにこの名前で呼ばれています。布袋は良いロケーションにあり、アクセスも便利なため、嘉義の観光スポットとして開発されています。

また、布袋港には良質の魚市場があり、毎日新鮮な海産物が水揚げされます。高跟鞋教堂を観光した後は、この港にあるレストランで食事を楽しむのはいかがでしょうか。布袋港からは、周辺エリアへのクルーズ船も出ているので、ボートに乗れば美しい海の風景が楽しめます。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)と合わせて行きたい観光地

故宮博物院南部院区

故宮博物院南部院区

嘉義の故宮博物院南部院区は高跟鞋教堂から10kmくらいのところにあります。嘉義駅からバスで故宮博物院南部院区と高跟鞋教堂へ回る路線もあり便利です。

台北にある故宮博物院の分院で、毎年増え続ける本院の訪問者数に対応するために建てられました。伝統的な建築デザインを誇る本院とは異なり、モダンな設計が訪れる人の目を引きます。

特に対照的な2つの建物と、そこに向かって湖の上に架けられた至美橋は、湾曲的な形状が美しく、故宮博物院南部院区の呼び物の一つにもなっています。故宮博物院南部院区は「アジア芸術文化博物館」とも呼ばれており、アジア地域全体の文化及び芸術品を発展させることを目指しています。

高跟鞋教堂(ハイヒール教会)のアクセス

住所嘉義市布袋鎮海興街625
バス168系
台湾高速鉄道嘉義駅から故宮博物院南部院区→高跟鞋教堂と観光が可能