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台湾・九份、ノスタルジックな街へ行こう!

レトロな街並みと幻想的な夜景が楽しめる九份は、台北旅行には欠かせない人気の観光地として知られています。老街の名物グルメを堪能したり、茶藝館で台湾のお茶を楽しんだり。街全体がフォトジェニックなのでどこを撮っても絵になります。海と山のどちらもを見渡せる抜群の見晴らしを楽しんで下さい。台北市内からもアクセス抜群なので初めて台湾を訪れる方でも簡単に行くことができますよ。台北からのプチトリップに九份を訪れてみましょう。

台北から九份へ。90分のバスの旅

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九份への行く方法は「電車+バス」もしくは「バス」「タクシー」の3つあります。

タクシーは値段が事前交渉のタイプだと足元を見る値段を提示されることもあります。また九份へのバス停で相乗りタクシーに声をかけてくる運転手がいます。あまりオススメできないので、一番おすすめのバスでの行き方を紹介します。

MRT板南線 忠孝復興駅で下車して1番出口から地上に出ましょう。出口そばのバス停から「基隆客運1062系統の金瓜石行き」に乗車します。バスは毎日10~30分間隔で出ているので1本乗り遅れてもすぐに次の便がやってきます。乗車賃は悠遊カードがあれば90元、現金で支払う場合は95元とリーズナブルです。

ここから目的地の九份までは約90分ほど。台北でいくつかの停留所で停車すると、バスはどんどん郊外へと進んで行きます。あっという間に辺りは田舎の風景に早変わり。山道を抜けてちょっと賑やかな街に変わるとそこは九份の手前の瑞芳です。バスが急な山道を登り始めたら九份はすぐそこです。終点である金瓜石の2つ手前の九份老街で降りましょう。アナウンスがない場合は人がたくさん降りる場所で降りるか運転手さんに筆談で尋ねてみれば安心です。

台湾・九份、基山街をそぞろ歩き

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九份の見どころの一つは基山街という賑やかな老街です。屋根付きのアーケードになっている通りには小さなお店がぎっしりと並んでいます。ちょっぴり懐かしげな雰囲気はまるで江ノ島のような温泉街を彷彿とさせます。

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お土産によさそうな雑貨や台湾の石鹸ブランド阿原の店舗もあります。

こちらは観光客に人気のオカリナ専門店。個性豊かな形をしたオカリナはプレゼントにもおすすめです。

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もちろん食事も基山街にお任せです。牛肉麺や魚丸湯、そしてデザートなら九份名物の芋圓と共に人気のある花生捲冰淇淋のピーナッツアイスはいかがでしょうか。アイスと粉末状のピーナッツをトッピングしてアクセントにパクチーを乗せてクルッと薄いクレープ生地で巻いたおやつです。意外な組みわせを楽しんでくださいね。

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基山街を抜けると展望台に到着します。お天気がいいとこんなに綺麗な海景色が望めます。標高の高さを実感しますよね。眼下には寺院や台湾建築の住宅なども見えます。

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ここでUターンして基山街方面へ戻るとかの有名な九份の撮影スポットである階段へ行きましょう。階段を降りていく途中には茶藝館や飲食店、歴史建造物の昇平戯院などがあります。撮影しながら寄り道して歩きましょう。階段から上を見上げるとそこは素敵な九份の風景が広がっていますよ。

九份の阿妹茶酒館で楽しむ台湾茶

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老街を楽しんだあとはお茶の時間です。九份の景色が満喫できる見晴らしの良い茶藝館がたくさんありますが、日本語のできるスタッフさんもいる阿妹茶酒館へ行ってみましょう。

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階段を上がって店内の入り口に立つと緑に覆われた建物に印象的なお面が飾られています。なんだかわくわくしますよね。店内は食事のできる客席とお茶専用の客席が分かれています。窓に囲まれている店内は明るい光が差し込み雰囲気も抜群です。心地よい風を感じられる屋外のテラス席もおすすめです。

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1杯目のお茶はまずスタッフさんがレクチャーしてくれます。茶葉の量、香りの楽しみ方などお茶の淹れ方を一通り実演してもらったあとは自分でチャレンジです。お茶請けとして付いてくるお菓子も絶品です。特に茶梅が美味なのでお茶と一緒にゆっくり味わって下さいね。

九份で提灯が作り出す光が幻想的な夜景

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最も素敵な九份に出会えるのは夕方から夜にかけて移りゆく時間でしょう。提灯の優しい灯りにぼんやりと照らし出された九份の町並みはどこか異世界を思わせる不思議な街へと変わります。九份の街の範囲は狭く数時間もあれば一周できます。1日時間がある場合はお隣の金瓜石まで足を伸ばしてみましょう。朝から晩までゆっくりと九份エリアを楽しみたい方は1泊するのもいいかもしれません。雰囲気のあるおしゃれなインテリアの民宿がいくつもありますのでチェックしてみましょう。

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