
台湾情報2018年5月24日
台湾の若者達が集まる西門に建つ古跡「西門紅樓」が、14か月という長期に渡る期間、建物の一部を除いて修復工事に入ります。
主な工事箇所は建物正面に位置する八角樓で、西門紅樓の顔とも言えます。八角樓の1階は八角形のホールを支える大きな8本の柱が特徴的。インフォメーションカウンター、レトロなカフェがあり、西門紅樓の歴史を解説するパネル展示なども行なわれていました。
そして2階部分は二樓劇場というホールを備えています。すでに100年を超えた古跡なので、今後も貴重な観光資源として存続していくための工事のようです。
八角樓には入れなくなりますが、その後ろに伸びる十字樓16工房や、休日に屋外で開催されている創意市集(手作り市)は通常通り営業しています。
西門紅樓は1908年に建てられた歴史的建造物で、映画館としての役割を終えた1997年に三級古跡となりました。
赤レンガの堂々たる姿は、今でも西門のランドマークとして、ライブハウスやショップに形を変えながら今も台湾の若者達にアプローチしています。特に十字樓16工房は、台湾のクリエイター達がオリジナル商品を販売する話題のスポット。お土産にもお勧めな個性的な雑貨が手に入りますよ。