
台湾情報2018年5月24日
日本統治時代の嘉義を舞台にした台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」をテーマにした公園が、嘉義市内に建設されます。
今年7月から工事が始まり、年末から来年初頭の完成を目指しています。建設予定地では「KANO」の題字をデザインした塀がお披露目されました。
昨年嘉義では、初めてKANOをテーマとした大型イベントを開催。観光や野球大会など22項目の催しに約18万人が参加し、観光収入は6400万台湾元(約2億2150万円)にまで上りました。
公園の入口には高さ10メートル、幅13メートルのオブジェが置かれるほか、全長350メートルの「台湾野球大道」や野球ゲームエリア、野球史記念館、カフェなどが設置される予定だそうです。
現在、檜意森活村の敷地内には劇中に使われたセットが公開されており、今もなお多くの観光客が訪れています。そして嘉義の街の中心ともいえる噴水には、KANOの像が設置されています。その他にも嘉義には、映画にまつわるゆかりの場所があり、KANOの世界観が好きな人にはたまらない場所になっています。映画の人気ぶりは今後もさらに嘉義の街を盛り上げてくれそうですね。嘉義は阿里山へ行く出発点の街でもあります。
是非嘉義に宿泊して、KANOの街嘉義と阿里山のハイキングを楽しんではいかがでしょうか。