台湾には数え切れないほどたくさんのおいしいスイーツがあります。中でも「豆花」は豆乳で作るいわゆる豆腐プリン。台湾人には懐かしいと感じる昔ながらのスイーツなのだとか。作り方はとてもシンプルですが、それゆえに奥深い味わいがあるといえます。今回は地元の人達に愛される豆花の名店「古早味豆花」をご紹介します。
最寄り駅はMRT雙連駅。親しみやすい台湾グルメのお店が多いエリアにあり、観光客にも人気の寧夏夜市から歩いてすぐの場所です。創業当初から変わらないという豆花の作り方は、昔ながらの製法で伝統の味を保っているのだそうです。遺伝子組み換えでない厳選された大豆を使用し、毎朝豆花を仕込んでいます。
毎日その日に作ったものを提供しているので、新鮮なふるふるの柔らかなおいしいプリンが出来上がります。使用されている材料の産地もきちんと明記されているので安心ですよ。
ショーケースの中にはずらりと並んだトッピングの数々。自家製トッピングは豆花と同じくその日に作ったものを使い切るので、どれも新鮮です。
人気のトッピングTOP3をご紹介しましょう。3位はピーナッツ。2位は小豆、そして堂々の1位はタピオカです。
やわらかな食感の豆花との相性を考えながらトッピングを選ぶと楽しいですよね。他にも愛玉やキクラゲ、タロイモといった台湾らしいものもあります。豆花はシンプルな味わいなので、どのトッピングにしても美味しそうですよね。
ショーケースを覗きながら選んでももちろん良いのですが、初めてのオーダーにはちょっとハードルが高いですよね。そんな時は上に設置されているメニューを見てみましょう。おすすめの人気トッピングがチョイスされた豆花のメニューが日本語表記とともに書かれています。ここから選べばどんなものかもわかりやくてオーダーしやすいですよね。人気店であるがゆえのありがたい配慮です。
自分流にオーダーしてみたいという方は、まずスタッフに豆花をオーダーし、ショーケースのトッピングを指差しオーダーすればOKです。トッピングの種類によってそれぞれ価格が異なりますので、よく選びましょう。そしてシロップも選べます。基本は砂糖ベースの「糖水」と豆乳「豆漿」があります。さらに冬はショウガを絞った「薑汁」という限定のシロップも登場。ホットにすれば体が温まりそうですよね。冬は温かい豆花、夏はひんやり冷たい豆花を食べるのが台湾の定番です。
古早味豆花の魅力は豆花だけではありません。台湾スイーツの代表とも言えるかき氷や漢方系のスイーツもあります。
かき氷は、ミルクを固めて削っている氷の雪花冰と黒糖シロップをかけた黒糖刨冰の2種類。雪花冰のトッピングは2種から、そして黒糖刨冰のトッピングは4種の中から選べます。その他に仙草ゼリーやタピオカたっぷりのミルクティなどもあります。しっかりとした紅茶の味と黒糖の甘みが癖になりますよ。
豆花は優しい甘みなので、もう少し甘いものが欲しい!という方は一緒にオーダーしてみましょう。人数がいる場合はシェアするといいですね。
夜市が近いため夜の時間帯は込み合います。ゆったりと店内で食べるのであれば、開店時間から15時頃までがおすすめです。テイクアウトもあまり並ばずに買うことができます。台湾の伝統スイーツ「豆花」、ぜひ人気のお店の味をお試し下さい。
住所 | 台北市民生西路210号 |
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電話番号 | 02-2558-1800 |
営業時間 | 11:00~深夜1:00 |
休み | 旧正月期間 |
アクセス | MRT雙連駅出口1を出て3分ほど |
地図 |
古早味豆花 (中華菓子 / 迪化街)
昼総合点★★★☆☆ 3.5