チームラボが台湾(台北)で約2030平米もの大きな展覧会「teamLab: Dance! Art Exhibition, Learn & Play! Future Park」を開催します。
期間は2016年12月29日(木)~2017年4月9日(日)まで。会場となるのは、日本統治時代の建物をリノベーションした人気のカルチャースポット華山1914(華山文創園区)。日本人観光客にもすっかりお馴染みとなった観光地の一つでもあり、台北では注目のイベントが行われる会場とあって、多くの人から関心が寄せられています。
日本各地のみならず世界中で活躍するチームラボ。2015年にお台場で行われた展示では、46万人を超える観客が訪れ、大きな評判となりました。
また2016年3月からはシンガポールの人気観光地マリーナベイ・サンズで、8月からはソウルの遊園地ロッテワールドでも常設展示がオープンしました。日本以外で常設展示が行われるというのはすごいことですよね。
台北でもかなりの動員数になることは間違いありません!
彼らの作り出すデジタルアートの作品の数々は、単に美術の領域では測れないほどの魅力があります。
目で見る、音を聴く、触るなど鑑賞者が体験する直接的な動きを通して、「アートって難しい」「アートってよくわからない」という美術に対する壁がいつのまにかなくなっていくようです。
チームラボの直感的に感じられる作品によって、アートへの距離感が縮まっていると言えるでしょう。
作品によって異なりますがチームラボの代表的な作品といえば、映し出された映像に近づくと、人の動きを感知して映像が変化していくというもの。そして自分が描いたイラストが画面の中で動きだすという作品も有名です。鑑賞側が参加することで作品が変わっていく、その瞬間が楽しくてチームラボの作品を見にいくという方も多いのではないでしょうか。自分も作品を作り出しているような、自分が作品の一部であるかのような感覚もあると思います。
デジタルアートはこれまでにも進歩を遂げてきていますが、現代の発展した技術と素晴らしいチームラボの想像力の融合により、見事なアート作品へと昇華しています。
チームラボの作品にはたくさんの花や蝶、漢字など日本的なモチーフが多用されています。日常的に感じる「和」は意外と少ないもの。チームラボの作品を通して和を感じてみると、日本というイメージの中にある美しさを発見するかもしれません。
紙の上の絵の具の色ではなく、スクリーンに映し出される色合いというのは、パソコンの画面に慣れている現代の子供たちにも身近なものでしょう。デジタル上の色や形で表現される「美しいもの」たちは、新しい美しさを提唱しているのかもしれませんよね。
今回はこれまでに発表してきた、チームラボの代表的な作品が集まる大規模な展覧会となります。大人から子供まで、チームラボの作品で得る感動を共有するという体験は特別なものになりそう。
大きなスクリーンに囲まれた非日常的な空間の中で、作品に包み込まれるような気分はここだけでしか味わえません。参加して楽しむという経験を通じて、アートに対する間口も広がりそうですよね。
開催期間も約3ヶ月と長いので、この間に台湾・台北に旅行される方は展示を見にいってみてはいかがでしょうか。台北・華山1914内には展示会場の他にも、ギャラリーやMIT商品を扱う雑貨店などがあります。以前紹介したカフェやレストランも充実しているので一日中遊べちゃいますよ。
台北のおしゃれな空間で休憩するなら「VVG Thinking(好樣思維)」
チームラボをきっかけにアートに興味を持たれた方は、台湾・台北観光のついでに是非アート鑑賞を。台湾・台北市内にありアクセスも抜群の台北市立美術館や当代美術館に立ち寄るのがオススメです!
イベント名 | teamLab: Dance! Art Exhibition, Learn & Play! Future Park |
開催期間 | 2016年12月29日(木)-2017年4月9日(日) |
時間 | 10:00-18:00 |
休館日 | 2017年1月27日(金) |
料金 | 一般350元 子供&学割、団体割は320元 |
イベントURL | http://taipei.team-lab.net/en ※詳細はHPでご確認ください(英語) |
チームラボの紹介ページ | チームラボ、台北で約2030平米もの巨大な展覧会「teamLab: Dance! Art Exhibition, Learn & Play! Future Park」を開催。 |