台湾の観光旅行が初めての方も、リピーターの方も旅行前の情報収集は必須ですよね。インターネットの情報も良いですが、メモをとったり、まとめる手間を考えると一冊に集約されている方が便利で分かりやすいものです。
今回は台湾観光旅行にお勧めのガイドブックを集めてみました。
初めての台湾旅行なら、まずは基本的な情報が網羅されている総合的なガイドブックを1冊は手に入れたいところ。
「地球の歩き方MOOKハンディ 台湾の歩き方2017-18」は2014年に創刊した、比較的新しいハンディサイズ版のシリーズです。
女性向きの内容で構成されていて、初心者にもわかりやすく、リピーター向けの地方都市情報も見逃せません。
9月に発売されたばかりの2017-18年度版では、付録に花蓮の小冊子がつくなど他社との差を出しています。
ガイドブックの主流になっているのがAB判というサイズ。
ただこのサイズのガイドブックではカバンに入れて持ち歩くにはちょっと大きく感じるかもしれません。
そしてできれば台湾の街角で本を開くときに、ガイドブック感を感じさせないかわいい表紙がいいという方も多いはず。
そんな見た目重視派にぴったりなのが「ことりっぷ」シリーズのガイドブックです。
表紙だけでなく、本文の色やデザインもとにかくかわいい。
情報量はコンパクトですが、女性の好きなツボをしっかり押さえているので、ぎゅっと台湾のいいところを凝縮した女子旅が実現しますよ。
一青妙さんは幼少期に台南に住んでいたルーツを持ち、現在は台南の観光大使としても活躍中。台湾を語る上で欠かせない存在です。
美食の街としても知られる台南を掘り下げた内容になっており、グルメや現地情報だけでなく、台湾の歴史や文化についても詳細が綴られているので、台湾をもっと知りたいリピーターの方に特におすすめです。
本文を読んでいると、一青さんの温かな目線で語られる台南の光景が頭に浮かびます。
2016年9月23日には「わたしの台湾・東海岸:「もう一つの台湾」をめぐる旅」が発売されました。
初めての一人旅にも気軽にチャレンジできるのが台湾。
JTBパブリッシング発行の「ソロタビ 台北」は、一人での台湾旅を想定した内容になっています。
初めての旅先で不安を感じるのはやはりアクセスではないでしょうか。
紙面では、簡単に迷わず目的地まで向かう方法や観光ルートが充実しています。
リピーターの口コミを集めた、一人でも入りやすいお店の情報などもカバーしているので、食事にも困りません。
街歩きの楽しい台湾を歩く時のお供にぴったりです。
比較的アジア圏の特集が多いanan。
前回発売されていた口コミメインの台湾ムック本も好評でしたが、さらに新情報を加えた最新ムックが登場しています。
食べ物をメインに、小籠包、麺、飯などメニューごとにピンポイントに集められた紙面がわかりやすく、基本的なガイドブックよりもディープな店舗が掲載されているのでリピーターにもおすすめです。
紙面は台北が中心ですが、台南情報もちょこっとカバーしています。
ご近所感覚で週末に訪れる台湾に持っていきたいガイドブックです。
ガイドブックの選び方のコツは、内容はもちろん、写真の雰囲気やデザイン、地図の見やすさなど、自分にとって使い勝手の良い本を。
台湾に持って行くならサイズや重さもポイント。店では是非時間をかけてじっくり選んでみましょう。