台湾で一番の夜市はやはり「士林夜市」でしょう。夕方頃から徐々にお店が立ち始め、夜10時頃になるとピークを迎えます。室内で雨風を避けながら食べられる士林市場という屋根付きの施設もあります。
もちろん市場を囲む屋台でもいろいろなものが食べられますので、何を食べようかとブラブラ歩きながら、気になったものをその場で買って食べ歩きましょう。
一度は食べておきたい豪大大雞排のフライドチキン。
常に行列ができているのですぐにわかります。手のひらの2倍、顔よりも大きなチキンが特徴で、カリカリの衣とジューシーなチキンがとっても美味しいです。
渡される寸前にかけてくれるスパイスがさらに食欲をそそります。女性一人ではとても食べきれないサイズです。
男性でもちょっと大きいと思ってしまうかもしれません。シェアがおすすめです。
通常の葱油餅は葱を練り込んだ生地を焼いたものですが、「郭家葱油餅」は油で揚げているので外側がカリッとしていて抜群の食感です。
画像はシンプルなタイプですが、ツウの人は卵入りにするのだとか。葱の風味が口の中に広がり、回転が速いのでいつでも揚げたてを食べられます。美味しくてあっという間に食べきってしまいますよ。
饒河街観光夜市の行列のできる胡椒餅屋さん「福州世祖胡椒餅」。
実は士林にも支店があるんです。パリパリに焼きあがった熱々の皮をちぎると、肉汁たっぷりのジューシーな肉餡が顔を出します。お肉のボリュームと、ピリッとした辛さが病みつきになりますよ。窯に生地を貼りつけて焼いていく作業も面白いので是非覗いてみてくださいね。
特定のお店でなくとも美味しいのがこの二つ。屋台にもお店はありますが、小吃をいくつか注文して定食のようにしたいなら、士林市場地下にある美食区がおすすめです。
台湾小吃の定番メニューを提供しているお店が多く、日本語メニューもあるので指差し注文でOKです。トロッと甘いソースのかかった牡蠣オムレツと魯肉飯があれば、お腹いっぱいになりますよ。
大量に盛られたフルーツの山を見ると注文せずにはいられません。フレッシュジュースはその場で作りたてを味わえ、カットフルーツも新鮮そのものです。ジュース片手に食べ歩きをしてもいいですし、食後のデザートにフルーツを食べるのもいいでしょう。
ジュースはネクタータイプのものから、さっぱりした愛玉のレモンジュースなど種類がとても豊富ですよ。おすすめはパパイヤミルクです。
夜市の古株で1972年から営業しているというお店「辛發亭」。牛乳で作ったふわふわの氷は口溶けが良く、甘いマンゴーとの相性ピッタリ。一番人気はフレッシュなマンゴーを使ったマンゴーかき氷ですが、他にもミルクティや抹茶味も好評です。人工色素や防腐剤は不使用という、体に優しいこだわりも長年愛される理由の一つです。
一箇所でまとめて食事をするなら様々なお店が集まっている士林市場へ。散策がてら食べ歩きするならいろんな屋台で指差し注文。地図がなくても人の流れに沿って適当に歩けばOKです。細い路地に入ってみたり、ショッピングをしたり、お土産を買えるお店もありますよ。お寺なども見学しながら夜市の雰囲気を楽しみましょう。
住所 | 台北市大東路、基河路周辺 |
営業時間 | 月-木 15:00~24:00頃 金-日 11:30~深夜1:00頃(店舗により異なる) |
休み | 旧正月前後(店舗により異なる) |
アクセス | MRT剣潭駅から徒歩5分 |
地図 |