
台湾情報2018年5月24日
台北と台湾東部の台東を結ぶ新しい観光列車「台東観光希望列車」の運行が始まりました。
観光列車とは、団体旅行用列車の総称。
ゆったりとしたシート配列で、軽食がとれる食堂車やカラオケルームも備えています。
チケットの取り扱いは旅行代理店のみを予定。
かつては多くの路線が運行されていましたが、近年定期運行されているのは台湾を一周する「環島之星」のみでした。
台湾高速鉄道が走る西部と違い、北部と東部は台湾鉄道のみ。
便数は多けれど繁忙期は常に満席で、通常の方法では切符が手に入りにくい状況が続いていました。
団体観光客が観光列車に集中すれば、乗客も分散されて台湾鉄道の利用もしやすくなるかもしれません。
観光誘致に力を入れている台東市は豊かな自然とイベントで知られ、日本人観光客にもじわじわと人気が出てきています。
運行日 | 毎週金・土・日・月曜日に一日一往復運行 |
運行時間 | ■北部:樹林発午前7時44分/台東着午後1時4分 ■東部:台東発午後4時15分/樹林着同9時30分。 |
途中停車駅 | 台北、松山、花蓮、池上、鹿野 |