台湾はお茶文化の根付いている国です。香り高い上質の茶葉を楽しめる茶藝館は台湾ならでと言えます。日本のカフェの感覚とは少し違った台湾ならではのお茶の時間を過ごしてみませんか？お茶の淹れ方から飲み方まで、きちんとした手順を学ぶとよりおいしく台湾茶を味わうことができます。観光地を巡る忙しい旅路の合間に、ゆったりとお茶を楽しむ心の余裕を持ってリラックスしましょう。
永康街を代表する茶藝館、回留は洗練されたインテリアと落ち着いた雰囲気が人気です。陶芸家であるご主人Evanさんのセンスが光る陶器が飾られ、おしゃれななかにもナチュラルさや親しみやすさを感じる店内です。台湾ではおなじみの鉄観音や烏龍茶など、茶葉は季節でセレクトされるので、訪ねる度に違った味わいが楽しめます。
またオーガニック野菜を使った食事メニューも好評です。お店の雰囲気も相まってランチやディナータイムには多くの人が訪れます。お茶にぴったりなデザートも種類が豊富。シンプルでありながら見た目も美しい、そしてそのどれもが体に優しい食べ物ばかりです。お店を出る頃には身も心もリフレッシュできそうですね。
| 住所 | 台北市永康街31巷9号 |
|---|---|
| TEL | 02-2392-6707 |
| 営業時間 | 11:30～22:00
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| 休み | 旧正月、その他不定休 |
| アクセス | MRT東門5番出口から徒歩5分ほど |
| 地図 |
日本統治時代に建てられた歴史建造物を改装した茶藝館です。かつては学生たちの文学サロンとして使用されてこともあるそうで、現在もその流れを汲んで店内ではアート展をはじめ展示会が常時開催されています。外から見ても歴史を感じる建物ですが、緑と藤の木が印象的な庭に吸い込まれるように敷地内へ一歩入ると、より一層長い歴史の一端とこの場に根付いてきたお茶文化の空気感が伝わってくるようです。紫藤廬ではお店のご主人が選び抜いた湧き水を使ってお茶を淹れるというところも特徴です。茶葉の種類も豊富でメニューには日本語の説明もあるのでゆっくりと選ぶことができます。迷った時は店名の紫藤を冠した凍頂烏龍茶はいかがでしょうか。お茶の淹れ方も丁寧に教えてくれますよ。
| 住所 | 台北市新生南路三段16巷1号 |
|---|---|
| TEL | 02-2363-9459 |
| 営業時間 | 10:00～23:00
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| 休み | なし |
| アクセス | MRT公館駅出口3から徒歩15分 |
| 地図 |
奥深い台湾茶の世界に触れるなら竹里館がおすすめです。静けさ漂う落ち着いた雰囲気の店内でゆっくりとお茶を味わいましょう。こちらでは茶葉の種類からお茶の淹れ方、味わい方まで約1時間かけてお茶の楽しみ方を勉強できる茶藝教室を開催しています。日本語で学べるので帰国後も作法を復習することができますよ。お茶に興味のある方はぜひ受講してみてはいかがでしょうか。美しい茶器や珍しい茶葉なども揃っています。茶葉は香りや味の好みをスタッフに伝えればきっとお気に入りが見つかります。行天宮近くにある竹里館のレストラン「禅風茶趣」では茶葉料理を始めヘルシーな食事が味わえます。コース料理から一人でも気軽に食べられるメニューも揃っています。
| 住所 | 台北市民生東路三段113巷6弄15号 |
| TEL | (02)2717-1455 |
| 営業時間 | 10:00～18:00 |
| 休み | 旧正月前日から3日間 |
| アクセス | MRT中山國中駅から徒歩5分 |
台湾師範大学のそばにある隠れ家のような一軒家。女性オーナーならではのセンスを感じるモダンでおしゃれな空間の茶藝館です。日本家屋を改装した店内はどこを見渡しても素敵です。柔らかい光が差し込む心地よい空間は、家具や茶器のレイアウトなど自宅のインテリアの参考にしたくなるようなヒントがたくさんあります。日本人陶芸家の展示をはじめ店内では常時いろいろなイベントが催されています。生活雑貨や茶葉、茶器の販売もあります。小慢はお茶をきっかけに何か別の発見ができるお店と言えるかもしれません。香りのいいお茶とかわいらしい茶菓子をゆっくり味わいながら心地よい時間を過ごしましょう。
| 住所 | 台北市泰順街16巷39号 |
|---|---|
| TEL | （02）2365-0017 |
| 営業時間 | 10:00～18:00 |
| 休み | 月曜 |
| アクセス | MRT古亭駅出口5から徒歩10分 |
| 地図 |
《台北》この『雄光逸馬堂』は、高山茶が自慢。食事セット（値段は280元だったと思う）もカップのお茶が飲み放題です。店主の林さんは日本語ができるので安心して訪ねてください。場所は士林夜市の剣潭駅よりもっと先なのでタクシーがオススメ。 pic.twitter.com/y7iYUKHKcd
— fumiyo kazama (@fookazama) 2013, 2月 28台北中心部から少し離れた天母は、台北でも有数の高級住宅街。最近はおしゃれなエリアとして話題になりつつあります。そこに創業30年以上という老舗の茶藝館、雄光逸馬堂はあります。こちらでは阿里山石卓珠露茶と凍頂烏龍茶という2種類の茶葉のみを提供しています。こだわり抜かれた厳選の茶葉はここでしか味わえません。本格的な台湾の茶藝を楽しみたい方にはおすすめのお店です。閑静な住宅街の中にあるためか観光客よりも地元の方をたくさん見かけます。お茶を味わう時間を存分に楽しめるだけでなく、ランチやディナーに提供されている食事も好評です。台湾の家庭料理を味わったあとにゆったりとお茶の時間を満喫するのもいいですね。
| 住所 | 台北市中山北路六段236巷1弄2号 |
|---|---|
| TEL | 02-2832-2597 |
| 営業時間 | 11:30～21:30
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| 休み | 奇数週の日曜、旧正月の10日間 |
| アクセス | MRT芝山駅出口2から徒歩15分ほど |
| 地図 |
お茶の産地である猫空や眺望抜群の九份にも素敵な茶藝館があります。お茶には、茶藝館自体の空間やお茶を飲むという時間を楽しむこと、その所作全てを含めてお茶と言えます。日本の茶道にも作法があるのと同じように台湾のお茶にも深い世界観があります。香り、色、味など五感を使って台湾茶の魅力に触れてみて下さいね。
