台湾(台北/台南/高雄)の観光旅行情報

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

自然豊かな台湾にはいくつもの環境遺産と呼べる素晴らしい景観のスポットがあります。中でもおすすめは台北から日帰りで訪れることのできる野柳地質公園です。奇岩が並ぶ不思議な風景を見に野柳へ行ってみましょう。

台湾の自然豊かな野柳までのアクセス

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

個人で行くには台北から直通のバスを利用する方法が一番楽チンです。

帰りにバスを乗り換えれば九份に立ち寄ることも出来ますよ。長距離なのにバス代はたったの400円程度。交通費の安い台湾は旅行客にとって大変ありがたいですよね。バス停から公園入り口まで10分ほど歩きます。

たくさんの漁船が浮かぶ港を眺めながら歩くのは例え暑くても楽しい道のりです。道沿いには海鮮のお店やかき氷が食べられるお店もあります。公園内は道がある程度整備されていますが、岩の上や崖を歩きますので必ず歩きやすい靴で出かけましょう。

そして強い太陽の日差しを避けられる場所が全くありませんので、日傘や帽子など日よけ対策は必須です。かなり暑いので水分補給用のドリンクもお忘れなく!準備万端で楽しみましょう。

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

公園に着くとまずビジターセンターで入場料を支払います。公園内の地図や個性豊かな奇岩の紹介もありますので是非チェックを。土産物の売店やカフェがあり、ロッカーも整備されています。荷物がある場合は必ず預けてから散策に出ましょう。

台湾の自然豊かな野柳地質公園ってどんなところ?

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

野柳地質公園の入り口から岬の先端までの距離は約1.7キロメートルです。海岸に細長く突き出た形の公園内には、海水によって侵食された穴だらけの岩や長い時を経て奇妙な形に変化した岩など、見渡す限りの不思議な風景が広がっています。これらはすべて地殻運動、海蝕、風蝕によって生まれた自然の芸術なのです。

台湾・野柳地質公園のエリアは3つに分かれています

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

まずエリア1は、「きのこ岩」が主役です。きのこ岩は上が丸い形、その下に細い柱のような形状になっている岩を指します。時間が経つにつれて柱の部分が侵食されて細くなっていくのだそうです。このエリアのきのこ岩が作られていく経過の様子が見られます。どの岩が古いものなのか見比べてみましょう。そのほか、岩にしょうが張り付いているように見える「生姜岩」や、炎が灯ったキャンドルのような形の「燭台岩」、海水の水たまりのような「溶蝕盤」など見所がいっぱいのエリアです。

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

エリア2には野柳の顔「クイーンズヘッド(女王頭)」と呼ばれている有名な岩があります。記念撮影をしようと長蛇の列が出来ているので場所はすぐに見つけることができますよ。今では細い首が美しい女王の横顔ですが、これは長い時間をかけて風化してきた結果。しかし風化は続いているため数年後にはこのクイーンズヘッドが崩壊してしまうと言われています。見に行くなら今のうちかもしれません!岩でできたお皿にちょこんと乗っているような「ピーナッツ岩」やサンダルのような形の「天女の靴」など、このエリアにもおもしろい奇岩がいっぱいです。



#野柳地質公園 #瑪伶鳥石

@raphaelwangs7が投稿した写真 –



エリア3は海岸に近いので、波の侵食によって削り取られた急な絶壁があったり、打ち寄せるダイナミックな波がすぐそこまでやってくるので冒険心をくすぐります。その激しい波の海蝕で生まれた突飛な形の岩が集まっています。後ろを振り向いているように見える「マリンバード」、岬の崖にできた24個の岩「24考山」など、一体どうやってこんな形が出来上がったんだろう?と想像が膨らむ奇岩に圧倒されます。

台湾・野柳地質公園にあるクィーンズヘッド(女王頭)に会いに行く

野柳地質公園内にはその他にも名前の付いたおもしろい奇岩がたくさんあります。何層にも色が見える崖の断面や洞穴など、次から次へと興味深いものが現れます。一つ一つ見つけながら歩くと楽しいですよ。常に侵食が広がっているため危険なエリアもたくさんあります。線が引かれた向こう側へは行かないようにしましょう。

感嘆の声しか出てこないダイナミックな風景、人の手ではなく自然の力が産み出した芸術を鑑賞しに野柳へプチトリップしてみませんか?

台湾おすすめ観光地:野柳地質公園

住所新北市萬里区野柳里港東路167-1号
TEL02-2492-6516
営業時間7:30〜17:00(5月〜9月中旬までは18:00まで)
休みなし
入場料80元
アクセス
  • 台北発:國光客運 1815バス 金山方面行「野柳」下車(1時間20分、96元)
  • 淡水発:基隆客運 862バス 金山方面行「野柳」下車(1時間30分、120元)
  • 基隆発:基隆客運 790バス 金山方面行「野柳」下車(40分、30元)
    いずれもアナウンスはありません。
    だいたいの所要時間を目安にしましょう。
    あらかじめ運転手さんに行き先を書いたメモを見せておくと
    下車する場所を教えてくれます。
    「野柳風景区」の看板が見えてからしばらくすると野柳駅です。

台湾観光関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

Comment (1)